酵素は、私たちが健康に生きるためには必要不可欠なものです。
私たちは体内で酵素を生成することができますが、その量は年齢とともに減少していくもの。
それでなくても、現代人は酵素が不足しがちだと言われています。
では、酵素が体内で不足すると、どんなことが起こるのでしょうか。
酵素が不足する原因も紹介しますので、ぜひ自分自身の生活と当てはめてみてください。
まず結論から言いますと、酵素が不足すると様々な不調を招くことになります。
冒頭で「酵素は健康に生きるためには必要不可欠なもの」と言いましたが、まさにその通りなのです。
酵素は、体内で「消化・分解・吸収」などの役割を担っているもの。
食べたものを消化して、分解し、そして吸収できるようにしているのです。
では、もしも酵素が不足していたらどうなるでしょうか。
食べ物は未消化のまま排泄されてしまいます。
また、高濃度の栄養が血中に停滞することにもつながります。
栄養豊富な血液は粘着性が高く、いわゆるドロドロ。
血液はサラサラが理想ですから、ドロドロになってしまうのは問題です。
酵素が不足してたとえ血液がドロドロになっていたとしても、私たちには分かりません。
目で見ることはできませんし、血液がドロドロだから何かができなくなる、なんてこともないからです。
では一体、どんな不調が起こるのでしょうか。
・体が重い、だるい
・疲れやすい
・眠りが浅い
・冷え性
・頭痛
・肩こり
・やる気がでない
・便秘
・免疫力の低下
・胃もたれ
熱もないのに体がだるかったり、きちんと寝ているのに疲れがとれなかったり‥といった、「なんとなく体調が悪い」を酵素不足は引き起こしてしまいます。
病院にいっても病気が見つかることもなく、ストレスや女性なら「ホルモンバランスの乱れ」などと言われてしまうこともあるでしょう。
また、酵素が不足すると細胞の酸化を促進してしまうため、肌の老化などの原因にもなります。
こうしてみると、確かに酵素が健康に生きるためには必要不可欠なものだということがわかりますね。
酵素が不足する原因は、日常の至るところにあると言われています。
最も言われているのが、現代人の食生活。
食品添加物や動物性タンパク質、油、加工食品ばかり食べていませんか?
カップラーメンやファーストフードばかり食べている、という人は要注意です。
なぜなら、これらを分解するためには大量の消化酵素を使うことになるから。
分解するために消化酵素を10使う食事と、50使う食事では、明らかに後者のほうが酵素を無駄遣いしていることが分かります。
こんな食生活が続けば、酵素不足になるのも無理はありませんね。
また、タバコやアルコールも酵素を無駄遣いする原因だと言われています。
私たちの生活には、酵素を無駄遣いするシーンが溢れていると言えるので、意識していかなくてはなりません。
酵素が不足するとどうなるのか?と、酵素が不足する原因について紹介しました。
酵素が不足すると、体には様々な不調が起こります。
病気じゃないのに‥という不調は、酵素不足が原因かもしれません。
現代人の生活環境には、酵素不足に陥る要素がたくさんあります。
ぜひ自分の生活習慣や食生活を見直して、酵素の無駄遣いをしていないか、酵素が不足していないか?を考えてみてください。